森林たくみ塾

森林たくみ塾 飛騨高山で、
木工職人としての技と生き方を
身に付ける2年間の木工修業。
森と暮らしを繋げる
モノづくりの技で、
木の文化を未来につなぐ、
プロの職人養成塾。

この春、
273人目となる卒塾生を
送り出しました。

「木の文化の再構築」を目指して、1991年に開塾。森林への深い理解、木材への正しい知識と確かな技術で、長く使えるモノづくりを担う人材を育成。
以来、30年間で260名の木工職人を輩出してきた。

中級生が、フォトスタンドのパーツの色合わせをしていました。色。木目。木肌。一枚一枚、微妙に違います。「大変です…」そう言いながら、何度も並べ替えていました。しかも、一度合わせたと思っても、スタッフから「これではダメ」とダメ出し。既にやり直し...
25/05/2026

中級生が、
フォトスタンドのパーツの
色合わせをしていました。

色。
木目。
木肌。

一枚一枚、
微妙に違います。

「大変です…」

そう言いながら、
何度も並べ替えていました。

しかも、
一度合わせたと思っても、
スタッフから
「これではダメ」
とダメ出し。

既にやり直し中です。

色合わせというと、
単純作業に見えるかもしれません。

でも実際は、
かなり奥が深い。

木の色だけ見てもダメ。

木目の流れ、
隣り合う板との関係、
全体に並んだ時の空気感。

そういうものまで
見なければなりません。

そして厄介なのは、
そこに“正解のマニュアル”が
存在しないこと。

基本的な考え方は教えます。

でも最後は、
自分の感覚を磨くしかない。

つまり、
「木を見る目」を育てるしか
ないんです。

杓子定規では、
木工はできません。

だから、
迷いながら、
悩みながら、
何度もやり直す。

その積み重ねの中で、
少しづつ眼が育っていく。

職人教育って、
そういう世界なのだと思います。

全日講座におおくら百滝へ。大小さまざまな滝を眺めながら、高低差180メートルを登っていくコースです。最後に現れるのは、落差30メートルの滝。もちろん、写真でも綺麗です。でも実際には、森の湿気、足元の岩、水しぶき、息の上がる感覚、静けさの中の...
17/05/2026

全日講座に
おおくら百滝へ。

大小さまざまな滝を眺めながら、
高低差180メートルを
登っていくコースです。

最後に現れるのは、
落差30メートルの滝。

もちろん、
写真でも綺麗です。

でも実際には、
森の湿気、
足元の岩、
水しぶき、
息の上がる感覚、
静けさの中の水音…。

身体全部で感じる世界があります。

最近は、
動画を見れば何でも
分かった気になれる時代です。

けれど、
森は歩かなければ分からない。

これは木工も同じ。

動画や知識だけでは、
本当の意味では身
につかないのです。

木を削る感触、
刃物の音、
湿度による木の変化。

五感を使い、
身体で覚えていく。

だから、
たくみ塾では森へ入ります。

自然の中で感じ、
判断し、
身体を使って学ぶ力を
育てたいのです。

土曜日の全日講座。午後は、初級生たちとおおくら百滝へ。新しい葉っぱを見つけるたびに、立ち止まって写真を撮る。葉っぱの特徴を見るだけでなく、「なんでこんな形をしてる?」を考えながら、森の中を歩いた。その結果、45分コースなのに、1時間経っても...
17/05/2026

土曜日の全日講座。

午後は、
初級生たちとおおくら百滝へ。

新しい葉っぱを見つけるたびに、
立ち止まって写真を撮る。

葉っぱの特徴を見るだけでなく、
「なんでこんな形をしてる?」
を考えながら、
森の中を歩いた。

その結果、
45分コースなのに、
1時間経っても
まだ1/3地点。

最後の滝まで
辿り着けないかと思ったよ。

初級生の環境講座。これまでは、木材をテーマにしてきた。でも、飛騨高山にもようやく春が来て、裏山の木々たちが一斉に葉を広げ始めた。そこで今回のテーマは、「森林」と「葉っぱ」。相変わらず、最初から説明はしない。まずは、いろんな葉っぱを机に並べる...
16/05/2026

初級生の環境講座。

これまでは、
木材をテーマにしてきた。

でも、
飛騨高山にもようやく春が来て、
裏山の木々たちが
一斉に葉を広げ始めた。

そこで今回のテーマは、
「森林」と「葉っぱ」。

相変わらず、
最初から説明はしない。

まずは、
いろんな葉っぱを机に並べる。

図鑑は使わない。
名前も覚えなくていい。

問いは一つだけ。

「この葉っぱ、
なんでこんな形をしてるの?」

葉の大きさ。
厚み。
ギザギザ。
葉脈。
付き方。

それぞれに、
森の中で生きるための理由がある。

私たちは、
つい名前や知識を覚えることを
“学び”だと思ってしまう。

でも本当は、
「なんでだろう?」
と思えることのほうが大切だ。

問いを持つと、
森の見え方が変わる。

明日の全日講座では、
オークヴィレッジの裏山へ入る。

葉っぱから、
森を見る目を育ててみたいと思う。

初級生講座で、こんな話をした。ホルムズ海峡封鎖で、何が起こってる?原油が入ってこない。それで何が起きている?…実は、シンナーが入手できなくて塗装ができず、生産調整する木工所が出てきた。バナナを熟させるためのエチレンが手に入らなくなった。印刷...
14/05/2026

初級生講座で、
こんな話をした。

ホルムズ海峡封鎖で、
何が起こってる?

原油が入ってこない。

それで何が起きている?



実は、
シンナーが入手できなくて
塗装ができず、
生産調整する木工所が出てきた。

バナナを熟させるための
エチレンが手に入らなくなった。

印刷に使うカラーインクが
手に入らなくて、
ポテチの袋が黒一色になる。

プラ容器やペットボトルもそう。

便利だと思っていた暮らしの多くが、
実は石油の上に成り立っている。

しかも石油は、
掘れば減っていく
「限りある資源」。

使えば使うほど、
ゴミや汚染も増えていく。



一方で、
木は違う。

森で育ち、
人が使い、
また森へ還っていく。

椅子になり、
器になり、
家になり、
役目を終えれば
土へ還る。

そこには、
循環がある。

オークヴィレッジが
50年前から国産材に
こだわってきたのは、
単に「日本の木を使おう」
という話ではない。

掘って終わりの文化ではなく、
育て、使い、また育てる
循環型の文化を取り戻したかったから。



木工とは、
ただモノを作る技術ではない。

どんな社会をつくりたいか。

どんな未来を残したいか。

その思想まで含めて、
私たちは木を扱っている。

だから私は、
初級生たちに
木工技術だけを教えたいわけじゃない。

「何を使い、
 どう生きるのか」

そこまで考えられる
つくり手になってほしいのだ。

#環境講座
#再生産可能資源
#循環する暮らし
#森と暮らしをつなぐ
#持続可能な社会
#木の文化
#循環型社会
#森と人をつなぐ

おはようございます。5月に入ったばかりと思っていたら、GWも終わり、もう5月も半ばです。初級生は入塾して1ヶ月。中級生は、卒塾まで残り10ヶ月ほど。「まだ1ヶ月しか経っていない」と思うのか。「もう1ヶ月が過ぎてしまった」と思うのか。「まだ1...
10/05/2026

おはようございます。

5月に入ったばかりと思っていたら、
GWも終わり、
もう5月も半ばです。

初級生は入塾して1ヶ月。
中級生は、卒塾まで残り10ヶ月ほど。

「まだ1ヶ月しか経っていない」
と思うのか。

「もう1ヶ月が過ぎてしまった」
と思うのか。

「まだ10ヶ月もある」
と思うのか。

「もう10ヶ月しかない」
と思うのか。

時間の感じ方ひとつで、
日々の過ごし方は変わります。

1年後、
自分はどうなっていたいのか。

その姿を思い描きながら、
今日一日の実習に
取り組んでください。

#木工修業
#職人の卵
#職人育成
#今日の朝礼
#時間の使い方
#日々成長
#一歩ずつ前へ

国産材を使おう。  地域の木を活かそう。  そういう言葉を聞く機会は、ずいぶん増えました。  でも、  実際に原木の段階から木を見て、  製材を見て、  乾燥を見て、  「この木をどう活かすか」を考え続けてきた人は、そう多くありません。  ...
08/05/2026

国産材を使おう。
地域の木を活かそう。

そういう言葉を聞く機会は、
ずいぶん増えました。

でも、
実際に原木の段階から木を見て、
製材を見て、
乾燥を見て、
「この木をどう活かすか」を
考え続けてきた人は、
そう多くありません。

オークヴィレッジ制作部の
西﨑さんは、
たくみ塾卒塾後、
製材所勤務を経て、
木材の現場を見続けてきた人です。

そして、
オークヴィレッジの
「ローカルウッズ」を、
現場から支えてきた立役者の一人。

木を“材料”としてではなく、
森から暮らしへ繋がる存在として
見ている人の話は、
やっぱり面白いんです。

木を削る。ただ形をつくるだけなら、機械でもできる。それでも、削る。なぜか。木工旋盤は、木を丸くする技術ではない。木の中にある輪郭を、探り出す行為なのかもしれない。今回登壇するのは、たくみ塾を経て、それぞれの場所で削り続けている人たち。「作品...
08/05/2026

木を削る。

ただ形をつくるだけなら、
機械でもできる。

それでも、削る。

なぜか。

木工旋盤は、
木を丸くする技術ではない。

木の中にある輪郭を、
探り出す行為なのかもしれない。

今回登壇するのは、
たくみ塾を経て、
それぞれの場所で削り続けている人たち。

「作品」をどう「価値」に変えるのか。

その裏側には、
技術だけではない視点がある。

06/05/2026

中級生に
「今日はどうだった?」と聞いた。

返ってきたのは、
「何も進んでないし、何も終わってない」
という言葉でした。

話を聞くと、
「中級になって、自信がない」
と言います。

でもそれは
本人の能力不足だけではありません。

今までの学校教育は、“覚えること”が中心です。

初級のうちは、
頑張れば暗記でもある程度ついて来られる。

けれど
中級になると、「考える」「判断する」が増えてきます。

木をどう読むか。
どこから加工するか。
どの順番なら失敗しにくいか。

正解を当てるのではなく、自分で決めなければいけない。

つまり、
今までとは違う頭の使い方が必要になる。

だから、
ここで壁にぶつかるのは自然なことです。

むしろ、
この壁を越える時に、“作業者”から“職人”へ変わり始めるのかもしれません。

#木工修業 #壁を乗り越える

機械を使う。そう聞くと、ボタンを押せばできると思うかもしれない。でも、違う。手の延長として、使う。刃物がどう回っているのか。どこが危ないのか。どうすれば精度が出るのか。それを知らずに触れば、ケガをするか、精度が出ない。初日から現場に入る。や...
06/05/2026

機械を使う。

そう聞くと、
ボタンを押せばできると
思うかもしれない。

でも、違う。

手の延長として、使う。

刃物がどう回っているのか。
どこが危ないのか。
どうすれば精度が出るのか。

それを知らずに触れば、
ケガをするか、精度が出ない。

初日から現場に入る。

やったことのない作業。
使ったことのない機械。

だからこそ、
一つひとつ理解する。

機械を使うのではない。

使いこなす。

あなたは、
道具を使いこなしている?
それとも、使われている?



#飛騨高山
#木工修業
#森林たくみ塾
#職人の世界
#ものづくり

住所

清見町牧ヶ洞4444/3
Takayama-shi, Gifu
506-0101

営業時間

月曜日 08:00 - 17:30
火曜日 08:00 - 17:30
水曜日 08:00 - 17:30
木曜日 08:00 - 17:30
金曜日 08:00 - 17:30
土曜日 08:00 - 17:30

電話番号

0577-68-2468

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