梅原建築事務所

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重層門について先回山門についてその形体により大きく6種に分類されることを示しました。その中で薬医門については、以前に完成した私の作品を例として掲載しました。今回は重層門の例を紹介したいと思います。まず、重層門とはなにか?本来山門とは,三解脱...
14/08/2015

重層門について
先回山門についてその形体により大きく6種に分類されることを示しました。その中で薬医門については、以前に完成した私の作品を例として掲載しました。今回は重層門の例を紹介したいと思います。
まず、重層門とはなにか?
本来山門とは,三解脱門から禅宗寺院の正門を山門と言うのですが、三解脱(迷いから悟りに至る三つの道)空・無相・無作を寺院の門で表した門で三つの通路があり多くはこの重層門で上層には、釈迦三尊等を安置しています。(代表的な例として・東福寺・大徳寺・南禅寺・妙心寺・知恩院・増上寺等。これ等は重層門の代表的な門です)
又、門の両袖に怖い顔で睨みをきかしている仁王さんが置かれている姿をよく目にしませんか(これは仁王門ともよばれています)?寺院の殆どのものがこの形だと思います。神社のそれには、仁王さんでなく、縁の武者像がおかれていることがあります。鎌倉の鶴岡八間宮等はそのよい例です。
四脚門は、一番多く見られる形だと思われます。それ等細部の仕上がり細工等については、先回説明した木鼻の彫刻、斗の細工等豪華なものもあり簡素なものもあります。この差は、夫々の寺院の格や経済的なもので相違が出てくるものでしょう。これ等四脚門と向唐門の実例は次回に紹介いたします。

05/08/2015

「山門」について
ここから一旦社寺の建物本体から離れ、入口の山門に目を向けていきたいと思います。その後、「鳥居」にも触れたいと思います。
「山門」は大きく6分類されます。
「重層山門」「四脚門」「向唐門」「藥医門」「冠木門」「塀重門」

1、「重層山門」
  階層のある門、大きな寺院に多く見られ石川五右衛門の名言「絶景かな」 
  はこの上から京の景色を見て発せられたと言われています。
2、「四脚門」
  四本の袖柱と両側の中間に本柱で屋根を支えた形の物です。
3、「向唐門」
  唐破風の屋根を擁し贅を尽くした印象を与えます。
4、「藥医門」
  本柱2本と控柱2本と冠木。男梁で小屋を支えた簡素な見栄えです。
5、「冠木門」
  一般の外塀に主柱2本を冠木で繋ぎ、袖に通用口を設けた小屋なしのもので
  す。
6、「塀重門」
  その名が示す通り、塀の延長に主に出入口として主柱2本、袖柱2本を設け
  門の柱を冠木門のように冠木で繋がず主柱のみで独立し、扉を付け、袖に通
  用口を設けたものです。

以上の山門については、昨年自身の設計した「藥医門」の写真をご覧ください。

05/08/2015

斗栱(ときょう)を更に掘り下げてみます。大きな分類の「大斗」「巻斗」。「大斗」はこれを取り付ける位置と形状により「二つ斗」「平三つ斗」「出三つ斗」に分類されると前回紹介しました。ではそれぞれの位置は、、「二つ斗」「平三つ斗」は直線状の梁、桁をを支える場所に、「出三つ斗」は屋根の交差した隅木支持、また小屋組の梁、桁の交差した角の上にあります。形状については斗の数による分類と三つ斗は平行(直線上)に斗が並んだ「平」と中央の斗がその名の通り出っ張った「出」に分けられます。
これら「斗」は「肘木」と連結することにより、その力と役目を表すことになります。肘木は「枠肘木」と「実肘木」とがあり、後者にはその鼻先に殆どが雲形の彫刻がなされています。写真の通り、これら「斗」を幾重にも積み重ね、荘厳さと美しさを表現しているのを見ることができます。

斗栱(ときょう)について「斗」と単純に言われると日本の量の単位を想像されると思います。「とます」斗の下の単位の升の10倍です。建築用語では音で「ト」と呼びます。これは写真に示すように主に柱の上に取り付け小屋組みを支える台の役割をします。柱の...
26/07/2015

斗栱(ときょう)について
「斗」と単純に言われると日本の量の単位を想像されると思います。「とます」斗の下の単位の升の10倍です。建築用語では音で「ト」と呼びます。これは写真に示すように主に柱の上に取り付け小屋組みを支える台の役割をします。柱の木口の面積をこの斗によって大きくし、背負う力を分散しているものと思われます。かなり複雑なものですが、木の加工のし易さとその特徴を生かした技ではないでしょうか。又全体の意匠としても重厚感を出しています。名称としては大きく分けて「大斗」と「巻斗」に分けられます。大斗は主力で柱等に直接繋ぎ、更に取り付ける位置により二つ斗、平三つ斗、出三つ斗のように様子が変わります。これ等「斗栱」の詳細は次回紹介します。

木鼻については色々なものがあって簡単には説明が難しいと思います。先回にも記したように十二支の動物や植物等を彫刻にしたものが多く、これらも時代により変化しています。
26/07/2015

木鼻については色々なものがあって簡単には説明が難しいと思います。先回にも記したように十二支の動物や植物等を彫刻にしたものが多く、これらも時代により変化しています。

先回取り上げた懸魚について少々詳しい説明をします。小屋の破風の拝み(破風の合わせ目で屋根の頂点〈中心〉)につける懸魚を本懸魚と言います(写真参照)。母屋(桁)の木口を隠し、お化粧するものを脇懸魚(降り懸魚)と言って大きく分けてこの二つです。...
26/07/2015

先回取り上げた懸魚について少々詳しい説明をします。小屋の破風の拝み(破風の合わせ目で屋根の頂点〈中心〉)につける懸魚を本懸魚と言います(写真参照)。母屋(桁)の木口を隠し、お化粧するものを脇懸魚(降り懸魚)と言って大きく分けてこの二つです。又、本懸魚の両袖にお化粧のために取り付ける鰭と呼ばれる彫刻もあります。

木鼻(きばな)について頭貫が柱から突き出している先端に色々な形で彫刻が施されているものを言います。彫刻そのものと言えるようなものが多く、何物をも寄せ付けないような獅子や龍の彫刻が見られます。参考サイトhttp://www.eonet.ne....
19/07/2015

木鼻(きばな)について
頭貫が柱から突き出している先端に色々な形で彫刻が施されているものを言います。彫刻そのものと言えるようなものが多く、何物をも寄せ付けないような獅子や龍の彫刻が見られます。
参考サイト
http://www.eonet.ne.jp/~kotonara/u-bunkatu-3.htm

懸魚(げぎょ)について神社仏閣の屋根の妻方向にある破風の下とその下段の左右にある飾りのこと。火除けのまじないとして火に弱い木造の建物を火災から守るためにあります。この名称の由来は防火ということから水にちなみ魚の尾の形を表したものでした。後に...
19/07/2015

懸魚(げぎょ)について
神社仏閣の屋根の妻方向にある破風の下とその下段の左右にある飾りのこと。火除けのまじないとして火に弱い木造の建物を火災から守るためにあります。この名称の由来は防火ということから水にちなみ魚の尾の形を表したものでした。後に動物や植物を象ったものも多くみられるようになりました。これ等の彫刻はその施主の権威と贅の象徴でもありました。

参考サイト
http://www.gegyo.sakura.ne.jp/whats_main.html

私は昭和11年生まれ、伊豆の修善寺で50年以上設計の道を歩んできました。数年前、引退してしばらく仕事を休んでいましたが、昨年元箱根のお寺さんのご依頼をいただき、これをきっかけとして再開することにしました。1200年以上の歴史を誇る修禅寺のお...
02/07/2015

私は昭和11年生まれ、伊豆の修善寺で50年以上設計の道を歩んできました。数年前、引退してしばらく仕事を休んでいましたが、昨年元箱根のお寺さんのご依頼をいただき、これをきっかけとして再開することにしました。1200年以上の歴史を誇る修禅寺のおひざ元、修善寺温泉という土地柄からか、旅館や寺社仏閣の仕事に数多く携わってきたのですが、最近では日本建築の伝統を守るこれらの建築物は特殊なものとして扱われており、修繕や建て替えを頼むところがなくて困っているというお話をよく聞きます。これも時代の流れで仕方のないことだとは思いますが、とても寂しく感じます。古き良き日本の伝統文化を守る一助になればという思いから筆を執ることにしました。少しでも未来を担う皆様のお役に立てれば幸いです。

30/05/2015

日本最大級規模の中学生硬式野球リーグ、ボーイズリーグに加盟するチームの紹介です。伊豆の入口、静岡県三島市を拠点として、活動しています。

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